静岡市内の神社や史跡を巡りました。
静岡浅間神社
駿河国の総社です。
①浅間神社(冨士新宮)、②神部神社(駿河国総社)、③大歳御祖神社の3社の総称が静岡浅間神社です。
浅間神社は木之花咲耶姫命(このはなさくやひめ)を、神部神社は大己貴命(おおなむちのみこと)を、大歳御祖神社は大歳御祖命(おおとしみおやのみこと)をお祀りしています。
写真は、拝殿手前の楼門です。立派な造りです。
静岡浅間神社
駿府城公園
徳川家康が築いた駿府城の城址を整備した公園です。
天守台は城郭史上最も広かったそうです。5層7階の天守は寛永12年(西暦1635年)に起きた火災で焼失しました。
天守台の発掘調査は今も実施されていて、その状況を見学できます。
鷹狩をしている家康公の銅像が建っています。
駿府城公園
静岡縣護国神社
静岡縣護国神社は、明治戊辰の役以来国難に殉じた静岡県出身者並びに縁故ある英霊76,000余柱をお祀りしています。祖国を護る為に戦ってくださった英霊に感謝の誠を捧げました。
静岡縣護国神社
平和の道標
ここは平和の社です。
このお社は護国神社といいます。日本の平和と美しい山河を護るために戦争で亡くなられた静岡県出身の約七万六千人の方々を、神様としてお祀りしてあります。
私達が豊かな生活ができるのは護国神社の神様のおかげです。神様は仲良しの子供が大好きです。
「ありがとうございます」と感謝の心をもってお参りしましょう。
引用:境内の掲示より
日本平(夢テラス)
展望フロアから富士山や駿河湾を見渡せます。
また、ここからロープウェイで久能山東照宮に行くことが出来ます。
JR静岡駅と東静岡駅からバスが出ています。
日本平夢テラス
日本平ロープウェイ
日本武尊(やまとたけるのみこと)ゆかりの地
日本平はその昔、日本武尊が東征の際、草薙の原で野火の難にあい賊を平定した後、この山の頂上に登り四方を眺めたところからこの名で呼ばれるようになったといわれています。
引用:日本平・久能山観光協会
ちなみに名古屋にある熱田神宮は、その時に用いた草薙の剣をお祀りする神社です。
熱田神宮
また、その時のことを詠んだ、弟橘比売(おとたちばなひめ)の辞世の句は有名です。
弟橘比売命 – ぜんこうのひとりごと
さねさし 相武の小野に 燃ゆる火の
火中に立ちて 問ひし君はも
久能山東照宮
久能山東照宮は徳川家康公をお祀りしています。全国の東照宮の創祀です。
徳川家康公の遺命により、家康公の御遺骸を久能山に埋葬して、秀忠公(2代将軍)の命により、東照宮が創建されたそうです。
社殿は、写真奥の山の上にあり、写真中央の鳥居から1,159段も階段があるそうです。
日本平からロープウェイに乗って来れば、100段くらいで済みます。
社殿はたくさんの色を使って綺麗に装飾されています。400年以上も前に建てられた社殿が、今もこんなに綺麗に保たれているなんて驚きです。
久能山東照宮
東照公御遺訓
人の一生は重荷を負て遠き道をゆくが如し
いそぐべからず
不自由を常とおもへば不足なし
こころに望おこらば困窮したる時を思ひ出すべし
堪忍は無事長久の基 いかりは敵とおもへ
勝事ばかり知てまくる事をしらざれば害其身にいたる
おのれを責て人をせむるな
及ばざるは過たるよりまされり
御遺訓|久能山東照宮について|久能山東照宮|静岡
その他
- 三保松原
地図
以上です。